荷造りって、やることの多さより「迷い」がしんどいんですよね。
「これは捨てる?残す?」「どの箱に入れる?」「ラベルどうする?」で一つずつ止まって、気づくと時間だけ過ぎていきます。
しかも子どもがいると、途中で呼ばれたり、寝かしつけで中断したり。
再開しようとしても、どこまでやったか分からなくて、さらに進まない…。
でも大丈夫。
荷造りは、器用さより “ルールを先に決めた家庭”から進みます。
この記事では、忙しい人ほど効く「荷造りが進むルール3つ」を、迷いが減る形でまとめます。
結論:荷造りが進むルール3つ
結論はこれです。荷造りが止まる原因(迷い)を、先に潰します。
- 判断を減らす:「残す/捨てる/保留」を固定(保留箱で止めない)
- 段ボール運用を固定:置き場1か所+ラベル統一(家が崩れない)
- 進め方を固定:部屋別+「当日箱/子ども箱」で生活を守る

今日やること
今日はこれだけでOKです。まず“止まる原因”を先に消します。
- 保留箱(1つ) を作る(迷ったら全部ここへ)
- 段ボール置き場(1か所) を決める(増殖防止)
- 当日箱(1箱) を作る(初日が詰まらない)
ルール1:判断を減らす(「残す/捨てる/保留」を固定)
荷造りが止まる最大の原因は、判断の連続です。
作業をしているつもりでも、頭の中はずっと「判断会議」状態。
だから最初に、判断の出口を3つに固定します。
判断ルール(迷いが減る基準)
- 残す:新居でも使う(1か月以内に使うなら残す寄り)
- 捨てる:壊れている/代替できる/存在を忘れていた
- 保留:迷ったら全部ここ(判断を“あと”に回す)
ポイントは、保留を「逃げ道」ではなく「作業を止めない装置」にすること。
「保留箱」が効く理由
荷造りで一番こわいのは、これです。
- 片付けようとして“思い出”に手が止まる
- 書類が出てきて「これ何だっけ?」で詰まる
- 収納用品が出てきて「新居で使う?」の議論が始まる
ここで止まると、5分のつもりが30分溶けます。
保留箱があると「今は決めない」で前に進めます。

保留箱の運用ルール(止まらないための条件)
- 保留箱は 1箱だけ(増やすと無限に逃げる)
- 期限を決める:引っ越し前日までに“開封して判定”
- 入れるのは小物・書類・思い出品中心(大型は保留にしない)
- 迷ったら「写真を撮って箱へ」でもOK(手を止めない)
ルール2:段ボール運用を固定(置き場1か所+ラベル統一)
段ボールが増殖して家が崩れるのは、だいたいこれが原因です。
- 詰めた箱がリビング・廊下・寝室に散る
- 子どもが避けて歩く→転ぶ、ぶつける
- 片付けたいのに箱が邪魔で掃除ができない
- どこに何があるか分からなくなる
荷造りが進んでいるのに、生活が壊れてストレスが増える。
この状態になると、荷造りを再開する気力が削れます。
段ボール置き場は「1か所」だけ
置き場を固定すると、散らからないだけじゃなく、
- 「ここまで詰めた」という進捗が見える
- 家族に“置く場所”を説明しやすい
- 動線を潰しにくい
おすすめは、リビングの壁際、寝室の隅など、通路を潰さない場所。
「ここ以外に置かない」を家族ルールにすると、一気に安定します。

ラベルは“統一”が正義(凝らない)
ラベルは凝らなくてOK。
凝るほど続きません。続かないと意味がありません。
書くのはこの3つだけで十分です。
- 行き先(部屋)
- 優先度(★1〜3)
- 中身(ざっくり:食器/調味料/タオル など)
例:キッチン/★★★/毎日使う食器
“ざっくり”でいい理由は、開梱は結局 「どの部屋の、どの優先度から開けるか」が決め手だから。
細かい中身より、優先度が書いてある方が役に立ちます。
ルール3:進め方を固定(部屋別+当日箱/子ども箱)
「今日は何を詰める?」で迷うと止まります。
なので順番を固定しましょう。
進める順番の基本(迷わない)
- 使用頻度が低いもの → 高いもの
- 部屋別で進める(混ぜない)
目安の順(子育て家庭で詰まりにくい)
- 収納(季節物・ストック)
- 本・書類(保留箱を使う)
- 衣類(オフシーズン→普段着は最後)
- キッチン(最後)
部屋を混ぜると「途中の箱」が増えて、結局散らかります。
部屋を固定するだけで、家が崩れにくいです。
「当日箱」「子ども箱」を作る(生活を守る)
荷造りは進んだのに、当日〜翌日に詰まる家庭が本当に多いです。
理由は簡単で、必要なものが箱の中に埋まっているから。
だから先に“生活防衛箱”を作ります。
当日箱(1箱)
- 充電器、延長コード、ティッシュ、ゴミ袋、ハサミ、ガムテ
- タオル、最低限の洗面道具、着替え1日分
- 皿・コップ少数、カトラリー少数
- あると助かる:ウェットティッシュ、常備薬、簡易工具(ドライバー)
子ども箱(1箱)
- お気に入り1〜2個、おやつ、飲み物、着替え
- 寝るためのもの(いつもの毛布、ぬいぐるみ等)
- 暇つぶし(小さい絵本やシール等、軽いもの)
この2箱があるだけで「初日が回る」ので、結果的に荷造りも進みます。

よくある失敗と対策(リアルな“詰まりどころ”)
ここからは、実際に起きやすい「止まり方」を、できるだけリアルに書きます。
「これ、うちもやりそう…」と思ったところだけ対策を拾えばOKです。
失敗1:段ボールが“増えた”というより“湧く”
最初は1〜2箱のつもりなのに、気づくとこうなります。
- リビングの角に3箱
- 廊下に2箱(通れない)
- 寝室に「あとで持っていく」箱
- 子どもが箱の間をジグザグで歩く
- 掃除機がかけられない
- 「どこに置けばいい?」が毎回発生する
この状態で一番しんどいのは、家族のストレスです。
「邪魔」「危ない」「片付けて」→ 空気が悪くなる。
そして荷造りが進まない…。
対策:置き場を1か所に固定+“置き場以外は禁止”
- 置き場を決めたら、家族に宣言(できれば紙に書いて貼る)
- 置き場以外に置かれた箱は、見つけた人が置き場に戻す
- 箱が増えすぎたら「いったん畳む日」を作って体勢を立て直す
“散らからない仕組み”を先に作ると、荷造りの再開がラクになります。
失敗2:ラベルが曖昧で、新居で開ける箱がカオス
ありがちなのがこれです。
- 「キッチン用品」って書いた箱が5箱
- どれに“今夜必要な皿”が入ってるか分からない
- 仕方なく全部開ける→床が物だらけ
- 片付けようにも収納の位置も決まってない
- 疲れて「もう今日はいいや…」になる
荷造りより、開梱の地獄で詰みます。
対策:ラベルは“検索できる形”にする
- 部屋(行き先)を必ず書く
- 優先度(★★★など)を必ず書く
- 中身は“ざっくり”でOK(細かく書かない)
- 例:キッチン/★★★/毎日使う食器
- 例:洗面/★★/タオル・洗剤
- 例:リビング/★/書類(保留)
優先度があると、新居で「★★★だけ開ける」ができます。
これが初日を救います。

失敗3:保留が増えすぎて“判断の先送り”が破綻する
保留箱を作ったのに、こうなるケースがあります。
- 保留箱が2箱、3箱に増える
- どれも「あとで見る」
- 引っ越し前日、時間がない
- 箱を開ける気力がなく、結局そのまま運ぶ
- 新居でも開けず、押し入れに入って“化石化”
「保留箱」は便利だけど、増やすと終わりません。
対策:保留箱は1つ+“前日じゃなく先に判定日を作る”
- 保留箱は1箱だけ(2箱目を作りたくなったら、既存の保留箱を開ける)
- 判定日は前日にしない:おすすめは 引っ越し3日前
- 3日前なら「捨てる」「譲る」「リサイクル」に動ける
- 前日だと全部が“持っていく”になりがち
- 判定の基準はシンプルに
- 「新居で1か月以内に使う?」→ Yesなら残す
- 「なくても困らない?」→ Yesなら捨てる/譲る
“保留を終わらせる日”を先に置くのがコツです。
失敗4:「当日箱」がなくて、初日が詰む(地味に最悪)
よくある初日の詰みパターンです。
- 充電器が見つからない(スマホ残量が減る)
- ガムテやハサミがなくて開けられない
- ティッシュがなくて地味に困る
- 子どもの着替えが出てこない
- 夕方、全員が疲れて機嫌が悪い
- 「あれどこ?」「知らない!」が連発する
初日にこれをやると、次の日も片付けが進みません。
対策:当日箱は“早めに作って封印”
- 当日箱は荷造り序盤に作る(最後にしない)
- 中身リストをスマホメモに残す(あとで追加しないため)
- 当日箱と子ども箱は、置き場を固定して触らない
- 可能なら「車に積むもの」扱いにして、早めに隔離
初日が回ると、翌日以降もスムーズに進みます。
まとめ:迷ったらここだけ
荷造りは、頑張るほど迷いが増えがち。
だから「ルール」で迷いを減らすのが最短です。
- 「残す/捨てる/保留」を固定(保留箱は1つ)
- 段ボール置き場は1か所(家が崩れない)
- ラベルは統一(部屋+優先度+ざっくり中身)
- 進め方は部屋別(低頻度→高頻度)
- 当日箱・子ども箱で初日を守る


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