転出届・転入届・転居届の違い:どれを出す?期限と必要なもの【引っ越し手続き1日目】

手続き

引っ越しの手続きは、荷造りより先に「役所の書類」でつまずきやすいところです。
理由はシンプルで、「転出」「転入」「転居」という言葉が似ていて、どれを出せばいいのか迷いやすいからです。

ただ、ここは安心してください。判断のポイントは 市区町村が変わるかどうか だけです。この記事では、どれを提出するべきか、期限と持ち物を分かりやすく整理します。

あなたが出すのはどれ?

市区町村が変わる場合(例:A市 → B市)

この場合は手続きが2つです。
「転出届(いま住んでいる自治体)」→「転入届(引っ越し先の自治体)」 の順で進めます。

同じ市区町村の中で引っ越す場合(例:A市内で住所移動)

この場合は手続きは1つだけです。
「転居届」 を提出すれば大丈夫です。

マイナンバーカードでできるオンライン手続き(マイナポータル)

市外へ引っ越す場合は、マイナンバーカードを使って「転出届」をオンラインで提出できます。(マイナポータルの「引越し手続オンラインサービス」)
このサービスを使うと、原則として転出元の役所へ行かずに転出届を出せるのが大きなメリットです。

ただし、ここは大事なので先にお伝えします。
転入届・転居届はオンラインでは提出できません。 引っ越し先の役所には、最終的に来庁して手続きが必要です。
(マイナポータルでできるのは「転出届の提出」と「転入(転居)手続のための来庁予定の連絡」まで、というイメージです。)

事前に用意するもの(オンライン転出)

  • □ マイナンバーカード
  • □ パスワード(利用者証明用/券面事項入力補助用/署名用電子証明書)
  • □ カード読取に対応したスマホ(またはPC+ICカードリーダー)

※オンラインで転出届を出しても、内容の不備や関連手続きの事情などで来庁が求められる場合があります。

なぜ最初に住民票の手続きを押さえるとラクになるのか

住民票の住所が古いままだと、あとから必要になる手続きが増えたり、確認に時間がかかったりしがちです。
たとえば、保育園・学校の書類、児童手当、各種通知、本人確認などは、住民票の住所と紐づいていることが多いです。

そのため、引っ越し後はまず「転出/転入/転居」を済ませておくと、その後の手続きが一気に進めやすくなります。

覚える期限は「14日以内」

引っ越したあとに提出する 転入届・転居届 には、基本ルールがあります。
引っ越した日(住み始めた日)から14日以内 に手続きが必要です。

引っ越し直後は何かと慌ただしいため、可能であれば「最初の1週間で役所を済ませる」くらいの気持ちで予定を組むと安心です。

一方、転出届 は自治体によって「引っ越し予定日の前から受付」という案内が多く、前倒しで動けることがあります。
迷ったときは、転出は前倒し、転入/転居は引っ越し後すぐ を意識すると失敗が少なくなります。

最低限必要なものチェックリスト

転出届(市外へ出るとき:これまで住んでいた自治体へ提出)

  • □ 本人確認書類
  • □ 国民健康保険の資格確認書等(加入している方)
  • □ 印鑑登録証(登録している方)
  • □ (お持ちの方)マイナンバーカード

転入届(市外から入るとき:引っ越し先の自治体へ提出)

  • □ 本人確認書類
  • □ (必要な場合)転出証明書
  • □ (お持ちの方)マイナンバーカード

転居届(同一市内で移動:引っ越し先の自治体)

  • □ 本人確認書類
  • □ (お持ちの方)マイナンバーカード

※細かな持ち物や必要書類は自治体や状況で差がありますが、上のセットを用意しておけば窓口で困りにくくなります。

忙しいご家庭向け:手続きの流れ(最短)

市外へ引っ越す場合(転出 → 転入)

  1. 引っ越し前に、いまの自治体で 転出届 を提出します(可能なら前倒しがおすすめです)
  2. 引っ越し後、新しい自治体で 転入届(14日以内) を提出します
  3. 可能であれば同じ日に マイナンバーカードの住所変更 まで済ませます

市内で引っ越す場合(転居)

  1. 引っ越し後、新しい住所を管轄する自治体で 転居届(14日以内) を提出します
  2. 同時に マイナンバーカードの住所変更 も進めます

役所に行く回数を増やさないよう、できるだけ「まとめて済ませる」前提で考えると負担が減ります。

先に知っておくと安心:つまずきやすいポイント

  • 引っ越し前に転入/転居を出そうとしてしまう
    転入・転居は基本的に「引っ越して住み始めてから」です。引っ越し前に行くと手続きできないことが多いです。
  • マイナンバーカードの暗証番号が分からず止まる
    住所変更の手続きで暗証番号が必要になる場合があります。心配な方は事前に確認しておくと安心です。
  • 市外の手続き順が混乱する
    市外は 「転出が先、転入が後」 です。この1行だけ覚えておけば大丈夫です。

まとめ

  • 市外:転出届 → 転入届(引っ越し後14日以内)
  • 市内:転居届(引っ越し後14日以内)
  • 迷ったら、転出は前倒し、転入/転居は引っ越し後すぐ を意識すると安心です。

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