引っ越し当日は、やることが多いように見えても、実は 「時間割」と「役割」さえ先に決まっていれば回ります。
逆にここが決まっていないと、現場で「次なにする?」が増えて、遅れと疲労が一気に積み上がります。
この記事では、子育て・共働き家庭でも回しやすい 当日のタイムライン例と、夫婦の 役割分担の決め方をまとめます。
結論:当日の流れは「この3つ」を先に決めればOK
当日に先に決めるのは、これだけで十分です。
✅ やることはこの3つ
- タイムラインの“区切り”を決める(搬出前/搬出/移動/搬入/夜の最低限)
- 誰が何を持つかを固定する(貴重品・書類・鍵・スマホ)
- 新居で最初にやる3つを決める(寝床→トイレ→充電 など)
ポイント:当日は「完璧」より “生活が回る最低ライン”を先に作るほうが、結果的に早いです。
当日タイムラインの全体像

まずは全体像。細かい時間は、あなたの引っ越し時間に合わせてズラすだけでOKです。
- 搬出(旧居):段ボール・家具を出す/最後の確認
- 移動:鍵・貴重品を握る/子どもの安全最優先
- 搬入(新居):置き場所指示/最低限の生活を作る
- 開梱(最低限):「最初の1箱」+寝床だけ作る
当日のタイムライン例
目安:午前搬出 → 午後搬入の想定(時間は読み替えてOK)
| 時間帯 | やること | つまずかないコツ |
|---|---|---|
| 起床〜出発前 | 最終確認/別バッグ確保/子ども準備 | 貴重品・書類・充電は別バッグ管理 |
| 業者到着〜30分 | あいさつ/当日の確認(搬出順・養生) | 指示役が「運ぶ順」を短く伝える |
| 搬出中 | 段ボール搬出/最後の掃除 | 玄関に「持ち出さない物」ゾーンを作る |
| 搬出完了直前 | 忘れ物チェック/水回り確認/鍵 | 冷蔵庫・クローゼット・ベランダを最後に |
| 移動 | 先回り・到着準備 | 鍵・貴重品は1人が持ち切る |
| 搬入開始 | 家具の置き場所指示/段ボールの部屋振り | 部屋ごとに「ここに置く」を決める |
| 搬入終盤 | 傷チェック/不足確認 | 家具家電の傷はその場で写真 |
| 夕方〜夜 | 最低限の開梱(寝床・トイレ・充電) | 到着後の最優先は寝床→食事→充電 |
タイムライン例(詳しめ):これをそのまま使える形に
ここからは「そのままコピペで使える」レベルで、やることを並べます。
① 出発前(旧居)|“別バッグ”と“最後の確認”で詰まりを消す
目的:出発してから困らない状態にする
✅ 出発前チェック
- 貴重品・書類・鍵・充電は「別バッグ」に入れて、持つ人を固定
- 冷蔵庫(中身・保冷)/ゴミ/掃除道具の扱いを決める
- トイレ・洗面を最後に使ってから、ペーパー・タオル確認
- 旧居の写真を軽く撮る(壁・床)※必要な人だけ
- 最後に残す箱(当日すぐ使う箱)が分かるようにしておく
ここができると、現場での「どこいった?」が激減します。

② 搬出(旧居)|“指示役”を1人にして、判断を減らす
目的:作業が止まらないようにする
✅ 搬出中にやること
- 作業員さんへの伝え方は「置く部屋」→「注意物」の順
- 壊れ物・高額品・思い出品は 指差しで共有(言ったつもり防止)
- 「これは運ぶ/運ばない」(自家用車)を明確に
- 追加作業が出そうなら その場で料金有無を確認(メモ)
- 最後に 各部屋→収納→ベランダの順で忘れ物チェック
③ 移動|“鍵・貴重品”の管理だけは絶対に分散しない
目的:移動中の事故(紛失・鍵忘れ)を消す
✅ 移動中チェック
- 鍵・貴重品・書類・スマホは「持ち主を固定」して分散させない
- 子どもの 飲み物・おやつ・トイレを先回り
- 連絡手段(電話/LINE)と集合場所を確認(迷子防止)

④ 搬入(新居)|“置き場指示”が8割。開梱は最小でOK
目的:荷物が迷子にならない状態にする
✅ 搬入中チェック
- 玄関でまず「部屋割り」を共有(例:キッチン箱は右奥、寝室は左)
- 大物(冷蔵庫・洗濯機・ベッド)は 最優先で位置決め
- 段ボールは 部屋の端に寄せる(通路を殺さない)
- 開けるのは 最初の1箱(当日箱)だけでOK
- 受け取り・精算・鍵の受領など、必要タスクを忘れない
⑤ 夜(最低限)|“生活復旧の3点セット”だけ作る
目的:翌日が地獄にならない最低ラインを作る
✅ 夜に最低やること(優先順)
- 寝床(布団/毛布/子どもの寝る場所)
- トイレ(ペーパー・タオル・手洗い)
- 充電(スマホ全員分/延長コード)
余力があれば:
- 簡単な食事(作らない前提でもOK)
- お風呂・着替えの導線だけ確保
「全部片付ける」はやらなくてOK。まず“回る状態”を作るのが正解です。

役割分担テンプレ(夫婦・大人2人想定)
当日は、役割を増やすほど迷います。2役+子ども係くらいが一番回ります。
役割A:現場進行(指示・判断)
- 作業員さんへの指示
- 部屋割りの決定
- 搬入後の配置(大物の位置)
- 追加作業・時間・料金の確認
役割B:生活復旧(家族の安心を作る)
- 貴重品・書類・鍵の管理(固定)
- 子ども対応(飲み物・トイレ・気分転換)
- 「最初の1箱」開梱(寝床・トイレ・充電)
子どもがいる場合のコツ
- “子ども係”は交代制にしない(交代すると崩れやすい)
- 「今から何するか」を短い言葉で予告(安心につながる)
よくある詰まりポイントと対策(ここだけ読んでもOK)
詰まり1:新居で段ボールが玄関に山積みになる
対策:搬入前に部屋割りを一言で決める
例:「キッチン箱=キッチン」「寝室=寝室」「不明=リビング端」
詰まり2:必要なものが見つからない(ハサミ・充電・トイレ)
対策:“当日箱”を1つだけ作って、最初に開ける
(寝床/トイレ/充電/最低限の食事)
詰まり3:遅れたのに、挽回しようとして全員が疲れる
対策:削るのは“開梱”でOK
「夜は寝床・トイレ・充電だけ」と決めると、回復が早いです。
まとめ:もう一度チェック
- 当日は タイムラインの区切りを決める(搬出前→搬出→移動→搬入→夜)
- 貴重品・書類・鍵・充電は別バッグで、持つ人を固定
- 新居で最初にやるのは 寝床→トイレ→充電(開梱は最小でOK)


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