親が危篤・訃報の連絡を受けたときにまず読む記事|最初の24時間ガイド

葬儀

親の危篤や訃報の連絡は、たいてい突然やってきます。
頭が真っ白になって、「何から手をつければいいのか分からない」と感じる人がほとんどです。

  • 今すぐ何を準備すればいいのか
  • 病院や施設でどんな流れになるのか
  • 誰に、どのように連絡をすればいいのか

この記事は、親の危篤・訃報の連絡を受けた「子ども世代」のあなたに向けて、
「最初の24時間」にやることだけを、できるだけやさしくまとめたものです。

地域や宗派によって流れが違う部分もありますので、
最終的には、病院・葬儀社・お寺・市区町村から案内された内容を優先してください。

全体の流れをもう少し先まで知りたいときは、
👉「訃報から四十九日までの流れ|いま不安でも大丈夫。やることを一緒に整えましょう」もあわせて読んでみてください。

ここでは、あくまで「今日という1日をどう過ごすか」のイメージと、
心の負担を少しでも軽くするための考え方をお伝えします。

  1. 最初の24時間でやることは「3つ」だけでいい
    1. 親のそばへ向かう準備をする
    2. 病院・施設での流れに備える
    3. 葬儀社候補を1〜2社だけメモしておく
  2. 最初の24時間で全部やらなくていいという考え方
    1. 人が亡くなった後の手続きは「数日〜数カ月」で進めていけば大丈夫
    2. 今日決めることと、数日後に決めればいいことを分ける
    3. 混乱しているときほど「シンプルな手順」が心を守ってくれる
  3. 危篤の連絡が来たときにすること
    1. 状況をできる範囲で確認する
    2. すぐ動くか、一度準備してから動くかの目安
    3. 持っていくと安心なものリスト
  4. 病院・施設で看取りをする場合の流れ
    1. 医師からの説明を聞くときに意識したいこと
    2. 死亡診断書について知っておきたいこと
    3. ご遺体の安置先をどうするか
  5. 訃報を受けた直後にやること(自宅・遠方などケース別)
    1. 自宅で亡くなった場合にまず連絡する先
    2. 子どもが遠方に住んでいる場合の考え方
    3. その場で決めなくていいこと
  6. 葬儀社に電話するときのポイントと質問リスト
    1. どのタイミングで葬儀社に連絡すればいい?
    2. 最初の電話で伝える内容(メモ例)
    3. 比較したいときに聞いておきたい質問リスト
  7. 家族・親戚・職場への連絡テンプレ
    1. 親戚にはどの範囲まで連絡する?
    2. 電話・LINE・メールの使い分け
    3. そのまま使えるひと言メッセージ例
  8. 今日やらなくていいこと・数日後で十分なこと
    1. 手続き系のこと
    2. 相続・遺品整理のこと
    3. 「今は悲しんでいても大丈夫」という話
  9. 具体例:Aさんのケースで見る「最初の24時間」
    1. 危篤の連絡から病院へ向かうまで
    2. 看取りから葬儀社への最初の連絡まで
    3. 翌日以降に回したこと
  10. 今日やる一歩・チェックリスト(まとめ)
    1. 今日やることチェックリスト
    2. 心が追いつかないときに読んでほしいひと言

最初の24時間でやることは「3つ」だけでいい

突然の連絡があると、
「あれもこれも今すぐ決めなきゃ」と感じてしまいがちです。

でも、最初の24時間でできれば十分なことは、次の3つだけです。

  1. 親のそばへ向かう準備をする
  2. 病院・施設での流れに備える
  3. 葬儀社候補を1〜2社だけメモしておく

この記事では“最初の1日”に絞ってお話ししますが、
もう一歩先の数日〜四十九日までを知りたいときは
訃報から四十九日までの流れ」で、ケース別に道筋を整理しています。

親のそばへ向かう準備をする

いちばん大切なのは、親のそばに行ける状態を整えることです。

  • 自分の身支度(服装・持ち物)
  • 移動手段の確保(電車・車・飛行機など)
  • 同居している家族への声かけ(「今日は遅くなるかも」など)

完璧な準備である必要はありません。
「最低限これだけあれば動ける」というラインまで整えられたら、十分です。

病院・施設での流れに備える

人が亡くなると、一般的には

  • 医師からの説明
  • 死亡診断書の交付
  • ご遺体の安置先をどうするかの相談

…という流れになります。

このとき、

  • 誰が説明を聞きに行くか
  • メモを取れる人はいるか
  • 安置先をどこにするか(自宅・葬儀社・病院)

という3つを「なんとなく」頭の片隅に置いておくだけで、
その場で慌てにくくなります。

葬儀社候補を1〜2社だけメモしておく

最初の24時間で、葬儀内容のすべてを決める必要はありません。
ただし、「どこに連絡するか」だけは決めておいたほうが安心です。

  • 実家の近くの葬儀社
  • 病院がよく利用している葬儀社
  • 以前、親が話題にしていた葬儀社 など

この中から1〜2社だけ、スマホやノートに名前と電話番号をメモしておきましょう。
実際にどこにお願いするか、どのプランにするかは、
一度落ち着いてから話し合って構いません。

最初の24時間で全部やらなくていいという考え方

「今日中に全部決めないと迷惑をかけてしまう」と思うと、
心も体もすり減ってしまいます。

ここからは、あえて“今日やらなくていいこと”のイメージを持っておきましょう。

人が亡くなった後の手続きは「数日〜数カ月」で進めていけば大丈夫

人が亡くなったあとは、次のようなことが必要になります。

  • 市役所での手続き(死亡届・火葬許可証など)
  • 健康保険・年金・生命保険などの手続き
  • 銀行口座・公共料金・クレジットカードの名義変更・解約
  • 相続や遺産分割の話し合い
  • 四十九日法要やお墓のこと など

どれも大切ですが、最初の24時間ですべてを進める必要はありません。

法律上の期限があるものもありますが、多くは「数日〜数カ月」のあいだで対応すれば間に合います。
今日は、「今日動く必要があることだけ」に意識を向けて大丈夫です。

今日決めることと、数日後に決めればいいことを分ける

今日(最初の24時間)に決めておきたいのは、

  • 親のそばへ向かう準備・移動
  • 病院・施設での流れへの心づもり
  • 葬儀社に連絡するときの候補先

この3つです。

逆に、次のようなことは、今日決めなくても問題ありません。

  • 葬儀の形式(家族葬・一般葬・直葬など)
  • 会葬者の人数や食事の内容
  • 引き出物や香典返しの詳細
  • 相続の分け方や遺産の整理
  • お墓をどうするか(どの供養先を選ぶか)

お墓をどうするか(どの供養先を選ぶか)については、今日決める必要はありません。
あとで落ち着いて、「お墓の基本|種類・費用・選び方・墓じまいの進め方」を見ながら考えても、十分間に合います。

これらは、家族で落ち着いて話し合えるタイミングで決めてかまいません。

混乱しているときほど「シンプルな手順」が心を守ってくれる

親の死に向き合うとき、
家族はそれぞれショックや悲しみを抱えています。

  • いつもより判断力が落ちている
  • ちょっとしたことでぶつかりやすい
  • 誰か一人に負担が集中しやすい

そんな状況で細かなことまで完璧に決めようとすると、
あとで「もっとこうすればよかった」と自分を責めてしまうこともあります。

「今日やることは3つだけ」と決めておくことは、
自分と家族を守るための、小さな優しさでもあります。

危篤の連絡が来たときにすること

ここからは、状況別にもう少し具体的な流れをまとめます。
まずは「危篤」の連絡が来たときです。

状況をできる範囲で確認する

「危篤です」とだけ聞くと、
すぐにでも飛び出したくなるかもしれません。

落ち着けるようなら、連絡をくれた人(病院・施設・家族など)に、できる範囲で聞いてみましょう。

  • いま、本人はどんな状態か
  • 誰か付き添っている人はいるか
  • 医師からはどんな説明があったか
  • 今すぐ来たほうがいいのか、数時間以内でよいのか

細かいところまで聞き出さなくてかまいません。
「どれくらい急いだほうがよさそうか」が分かれば十分です。

すぐ動くか、一度準備してから動くかの目安

例えば、

  • 「今夜が山です」と言われている
  • 家族から「できればすぐ来て」と言われている

こうした場合は、できるだけ早く向かう前提で動いたほうが安心です。

一方で、

  • 高齢・持病で危険な状態ではあるが、すぐではなさそう
  • 医師から「数日〜数週間のうちに」といった説明を受けている

といったときは、
慌てて飛び出すより、一度落ち着いて準備をしてから向かうという選択肢もあります。

長く付き添うことになるかもしれないので、
「今すぐ出るのがいいのか」「数時間以内に出るのがいいのか」を、
家族とも相談しながら決めていきましょう。

持っていくと安心なものリスト

最低限、次のようなものがあると安心です。

  • 自分の身分証(運転免許証・健康保険証など)
  • 親の保険証(病院にまだ預けていない場合)
  • メモ帳とペン(説明・連絡先・費用などを書き留める用)
  • スマホと充電器・モバイルバッテリー
  • 現金(タクシー代・自販機・一時的な支払い用)
  • 1日分くらいの着替え・洗面道具
  • 寒さ対策用の上着や羽織もの

長くなる可能性も考えて、
「ちょっとした一泊旅行」くらいのイメージで準備しておくと安心です。

病院・施設で看取りをする場合の流れ

ここでは、病院や施設で看取りをする場合の、大まかな流れをイメージしやすいようにまとめます。

医師からの説明を聞くときに意識したいこと

容体が急変した場合や、亡くなったあとは、
医師や看護師から説明があるのが一般的です。

  • いまの状態や経過について
  • 今後の見通しについて
  • 亡くなったあとの流れについて

このとき、可能であれば次のような点を意識してみてください。

  • 家族の中で、誰が中心になって話を聞くかを決めておく
  • 難しい用語は、「もう一度」「簡単な言葉で」と聞き直してよい
  • 不安に思っていることはメモにしておき、質問してみる

「何度も聞いて申し訳ない」と感じるかもしれませんが、
医療スタッフは何度でも説明することに慣れています。
分からないままにしないことが、後悔を減らす助けになります。

死亡診断書について知っておきたいこと

病院で亡くなった場合、
医師から死亡診断書が発行されます。

  • 葬儀社や市役所で必要になる大切な書類
  • 保険金の請求などにも使うため、複数枚必要になることが多い

もし余裕があれば、

  • 「何枚発行してもらえるのか」
  • 「追加が必要なときはどうすればいいか」

を確認しておくと安心です。

とはいえ、最初の24時間では、
「死亡診断書を受け取る」ということだけ覚えておけば十分です。
枚数や使い道で悩むのは、もう少し落ち着いてからでも間に合います。

ご遺体の安置先をどうするか

亡くなったあと、ご遺体をどこに安置するかを決める必要があります。

  • 自宅に戻る
  • 葬儀社の安置室を利用する
  • 一時的に病院に預かってもらう(できるかどうかは病院による)

どれが正解というよりも、

  • 自宅の状況(スペース・一緒に住んでいる人など)
  • 家族の体力や心の余裕
  • 地域の慣習

を踏まえて考えていくことになります。

「どのくらい費用がかかるのか」が気になるときは、
👉「葬儀費用の相場と内訳|急いで決めなくて大丈夫。考え方と見積りの見方」で、
平均額と内訳、見積書を見るときのポイントをまとめています。

このとき、葬儀社の候補を1〜2社メモしておき、
「安置先について相談したい」と電話で聞いてみる
のもひとつの方法です。

訃報を受けた直後にやること(自宅・遠方などケース別)

すでに訃報の連絡を受けた場合も、考え方の基本は同じです。

自宅で亡くなった場合にまず連絡する先

もし自宅で亡くなった場合は、状況によって連絡先が変わります。

  • すでに訪問診療やかかりつけ医がいて、
    「自宅で看取る」ことになっていた場合
    → 事前の説明どおり、医師に連絡し、死亡診断書を発行してもらう流れが一般的です。
  • 突然のことで、医師が立ち会っていない場合
    → 救急(119番)に連絡し、指示に従います。
    必要に応じて警察が来て状況確認をすることもあります。

いずれの場合も、
「責められているのでは…」と感じてしまうことがあるかもしれませんが、
状況を確認するのは「事実を整理するため」の手続き
です。

分からないことや不安なことがあれば、
その場で遠慮なく質問してみてください。

子どもが遠方に住んでいる場合の考え方

親が実家で亡くなり、子どもが遠方に住んでいる場合も多いと思います。

  • 交通手段(新幹線・飛行機・夜行バスなど)
  • 宿泊先(実家・ホテル・親戚の家など)
  • 仕事や学校への連絡

一度で全部を完璧に調整しようとするより、

  1. 「いつ出発するか」を決める
  2. ざっくりとした移動の目処を立てる
  3. 移動しながら、宿泊や細かい段取りを詰めていく

…くらいの順番で考えると、少しラクになります。

その場で決めなくていいこと

訃報直後に、次のようなことを急いで決める必要はありません。

  • お墓の場所をどうするか
  • 相続を誰がどれくらい受け取るか
  • 家の片付けをいつ・どこまで行うか

これらは、少し時間をおいてから話し合ったほうが、冷静に決めやすいことでもあります。
今日のところは、「明らかに今日やらないといけないこと」だけに意識を向けてみてください。

葬儀社に電話するときのポイントと質問リスト

「どこの葬儀社に頼めばいいか分からない」という不安は、とても多いです。
ここでは、最初の電話のイメージを持てるようにしておきましょう。

どのタイミングで葬儀社に連絡すればいい?

一般的には、

  • 危篤のとき:候補を1〜2社、メモしておく段階
  • 亡くなったあと:安置先を決めるタイミングで連絡

という流れが多いです。

病院から「提携している葬儀社があります」と紹介されることもありますが、
必ずそこに依頼しなければいけないわけではありません。

もし自分たちで候補を考えたい場合は、

  • 「病院で紹介された葬儀社」
  • 「自分たちで調べた葬儀社」

を含めて、2社くらいに話を聞いてみるのも選択肢です。

最初の電話で伝える内容(メモ例)

電話をする前に、メモ帳かスマホに、次のような項目を書いておくと安心です。

  • 故人の名前
  • 年齢
  • 亡くなった(もしくは危篤の)場所(病院名・施設名・自宅など)
  • 連絡しているあなたとの続柄
  • 今いる場所(病院にいる/これから向かう など)

例として、こんな伝え方があります。

「父が〇〇病院で亡くなりまして、葬儀のことで相談したくお電話しました。
いま家族が病院にいますが、このあとどのように動けばよいか、
ご遺体の安置を含めて教えていただけますか?」

細かい敬語や言い回しよりも、
状況が伝わることのほうが大切です。
上手に話そうとしなくて大丈夫です。

比較したいときに聞いておきたい質問リスト

もし、葬儀社を比較したい場合は、こんな質問をしてみましょう。

  • どのエリアまで対応しているか
  • 迎えに来てもらえるタイミングはどれくらいか
  • もっともシンプルなプランの概算費用
  • 安置室を利用する場合の費用と、面会ができる時間帯
  • 宗派や菩提寺との付き合いに、どう対応してくれるか

すべてを一度に聞けなくてもかまいません。
「いまは安置先が決まれば十分」と割り切るのもひとつです。

家族・親戚・職場への連絡テンプレ

連絡は、「あとから順番に増やしていく」くらいの気持ちで大丈夫です。

親戚にはどの範囲まで連絡する?

最初の24時間で連絡するのは、主に

  • きょうだい
  • 故人と特に親しかった親戚
  • 実務で協力してもらえそうな人(喪主候補など)

に絞ってかまいません。

遠い親戚や、友人・知人への連絡は、
葬儀の日程が見えてからでも間に合うことが多いです。

電話・LINE・メールの使い分け

  • 特に近い家族(きょうだい・親戚)…電話で一報
  • すぐに出られなさそうな人…「あとで折り返してほしい」とメッセージを残す
  • 日程などの詳しい情報…LINEやメールで共有

といったように、「最初の連絡」と「詳細の共有」を分けるとラクになります。

そのまま使えるひと言メッセージ例

電話での第一声の例

「急なお電話でごめんなさい。
〇〇(続柄:父・母など)が先ほど亡くなりました。
いま病院にいて、これから葬儀の日程などを決めていくところです。
詳しいことが分かったら、あらためて連絡します。」

LINEやメールの例(家族・親戚向け)

「〇〇(父・母など)が、本日〇時ごろに亡くなりました。
いま病院(または自宅)で、これから葬儀の日程を決めていきます。
詳しいことが分かったら、改めて連絡させてください。」

職場への連絡例

「お疲れさまです。〇〇です。
本日、親が亡くなり、急ぎ帰省(または病院へ向かう)することになりました。
数日は休暇(または在宅勤務)をお願いしたく、
詳細が分かり次第、またご連絡いたします。」

文面はこれをベースに、
あなたや家族らしい言葉に少し変えてもらえればOKです。

今日やらなくていいこと・数日後で十分なこと

不安が大きいほど、「今すぐやらなきゃ」と感じやすいものです。
ここでは、あえて「今日やらなくていいこと」をリストにしておきます。

手続き系のこと

  • 生命保険・医療保険の請求
  • 年金や健康保険の手続き
  • 銀行口座・投資・公共料金などの名義変更・解約

これらは、
葬儀が終わってから少しずつで大丈夫です。
それぞれの窓口にも、「いつまでに何をすればよいか」の案内があります。

「そもそも、どんなお金や手続きが関係してくるのか」を
もう少し整理しておきたいときは、
👉「親が元気なうちにしておくべきお金と手続きのこと」も参考になると思います。

相続・遺品整理のこと

  • 遺言書の内容の確認
  • 財産の洗い出し
  • 相続税がかかるかどうかの確認
  • 家の片付け・遺品整理

これらは、数週間〜数カ月かけて進めていくものです。
今日、方向性だけ決めておく必要はありません。

「今は悲しんでいても大丈夫」という話

親が亡くなった直後は、
「ちゃんとしなきゃ」「しっかりしなきゃ」と自分を奮い立たせようとして、
自分の気持ちを後回しにしてしまいがちです。

でも、ちゃんと悲しんでいいし、
途中で涙が出てきて動けなくなることがあっても、それは当然のことです。

もし周りに頼れるきょうだいや親戚がいるなら、
「今日はここまでお願いしてもいい?」と
素直に助けを求めてみてください。

具体例:Aさんのケースで見る「最初の24時間」

少しイメージしやすくするために、
架空のAさんのケースをまとめてみます。

危篤の連絡から病院へ向かうまで

  • 夜22時ごろ、実家近くの病院からAさんに電話
  • 「お父さまの容体が急変し、今夜が山かもしれません」と伝えられる
  • Aさんは、家族に一言だけ伝えてから、
    深夜の高速バスで向かうことを選ぶ

このときAさんは、

  • スマホ・充電器・現金・着替え・メモ帳
  • 父の保険証(手元にあったため)

だけを持って、慌てすぎずに出発しました。

看取りから葬儀社への最初の連絡まで

  • 翌朝、病院で父の最期を看取る
  • 医師から経過の説明と、死亡診断書の話を聞く
  • きょうだいと相談し、
    事前にメモしておいた葬儀社と、
    病院が紹介する葬儀社の2社に連絡

2社の話を聞いたうえで、
まずはご遺体の安置をどうするかだけ決め、
葬儀の形式や日程は、後で家族が揃ってから話し合うことにしました。

翌日以降に回したこと

Aさんが「翌日以降に回したこと」は、たとえば次のようなものです。

  • 職場への詳しい報告(まずは一報だけ入れた)
  • 遠い親戚・友人への連絡
  • 保険会社や市役所での手続き
  • お墓をどうするかの話し合い

「今日の自分たちにできることはやった」と感じられたことで、
悲しみの中にも、少しだけ落ち着いて過ごせる時間が生まれました。

Aさんのように、「今日はここまで」と区切りをつけながら進めるだけでも十分です。
この先、数日〜四十九日までの流れは、
👉「訃報から四十九日までの流れ|いま不安でも大丈夫。やることを一緒に整えましょう」で、
当日〜翌日・中盤・四十九日前後の3つのケースに分けて整理しています。

今日やる一歩・チェックリスト(まとめ)

最後に、「この記事を読み終わったあとにできる一歩」をまとめます。

今日やることチェックリスト

  • 親のそばへ向かう準備ができた
  • 病院・施設での流れのイメージを持った
  • 葬儀社の候補を1〜2社メモした
  • すぐ連絡すべき家族・親戚・職場に、一報を伝えた

ここまでできていれば、最初の24時間としては十分すぎるくらいです。

心が追いつかないときに読んでほしいひと言

今は、何かを決めるたびに
「これでよかったのかな」と不安になるかもしれません。

でも、「いまの自分にできる精一杯」を重ねていくことが、
結果として、親にとっても、あなた自身にとっても、
いちばん優しい選択になっていきます。

あれもこれも完璧にしようとしなくて大丈夫です。
この1日を、なんとか一歩ずつ進んでいければ、それで十分です。思考中

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