はじめに:ノートを“書き切る”より“続ける”ことが大切
終活ノートを始める人の多くが、最初にぶつかる壁があります。
それは──「最初の数ページで止まってしまう」こと。
実は、終活ノートは“完成させる”ことよりも“続ける”ことのほうが大切です。
この記事では、無理なく続けるためのコツを紹介します。
① 「順番通り」に書かなくていい
多くの人が「1ページ目から順に書こう」として、途中で止まってしまいます。
でも、終活ノートはどこから書いてもOKです。
思いついたところだけメモする
書ける項目から先に書く
空欄は気にしない
たとえば「家族へのメッセージ」から始めてもいいし、
「銀行口座」や「医療の希望」からでも大丈夫。
ノートを“自分専用のメモ帳”のように使うのがポイントです。
② 書くタイミングを“生活の一部”にする
続けるためには、習慣化がいちばん効果的です。
月初めに1ページだけ書く
誕生日・記念日に見直す
家族と話したあとに追加する
「区切りのタイミングで少し書く」くらいの軽さで続けると、
気づいたら大事なことが自然にまとまっています。
③ 1冊にこだわらない
1冊のノートにすべてを書く必要はありません。
むしろ、テーマごとに分けた方が続けやすいです。
「お金・手続きノート」
「思い出・メッセージノート」
「医療・介護ノート」
分けることで、「どこに書こう?」と迷う時間がなくなり、
気持ちも軽くなります。
おわりに:ノートは“未来の自分と家族への手紙”
終活ノートは、過去をまとめるものではなく、
これからをより安心して生きるための道しるべです。
少しずつでも書き進めることで、
「やっておいてよかった」と思える日がきっと来ます🌿
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