はじめに:終活ノートは「自由」でいい
終活ノートは、誰かに見せるための“正解の書き方”があるわけではありません。
でも、書いておくと家族が助かる項目、
逆に書かなくても大丈夫な項目はあります。
この記事では、「これだけは書いておきたい内容」と
「無理して書かなくてもいいこと」を整理して紹介します。
① 絶対に書いておきたい基本情報
まずは、いざという時に家族が困らないよう、
あなた自身の基本情報をまとめておきましょう。
名前・生年月日・住所・連絡先
保険・年金・銀行口座などの連絡先
かかりつけ医、介護サービスの連絡先
緊急連絡先(子ども・兄弟など)
これらは、**“家族が代わりに動くときに必要な情報”**です。
書いておくだけで、手続きの負担が大きく減ります。
② 書いておくと助かる「想い」の部分
終活ノートは「自分の心の整理」でもあります。
書いておくと、家族にとって心の支えになる内容です。
家族へのメッセージ
大切にしている価値観や生き方
葬儀やお墓に対する希望(簡単でOK)
医療・介護に関する考え方
💡 ポイント:
これらは「決定」ではなく「希望」で大丈夫です。
今の気持ちを書いておくことで、家族が判断しやすくなります。
③ 書かなくてもいい/後からでOKな項目
ノートを開くと、空欄が多くて気持ちが重くなることがあります。
そんな時は、今すぐ書かなくていい部分を見極めましょう。
相続・財産分与の詳細(専門家と相談する内容)
詳細な遺言書(正式な書類が必要)
細かい物品のリスト(後から追加でOK)
「完璧に埋める必要はない」と思えるだけで、
終活ノートがずっと続けやすくなります🌿
おわりに:書けるところから、少しずつ
終活ノートは、“人生をまとめる作業”ではなく、
“これからの生き方を考えるノート”です。
最初から全部書こうとせず、
思いついた時に1ページずつ書いていく。
その積み重ねが、家族の安心につながります。
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